「ナショナリズムは悪なのか」を
一週間かけて読んだ。
普段使っていない脳みそを使って、
疲れ切ってしまった。
ハードに運動して、筋肉痛になって、
あれ、こんなところに筋肉があったのかと
初めて気づくみたいな。
いや、何かちょっと違う気もする。
いずれにしても、読書しながら反芻し、
思考の奥底で噛み砕き、一定の理解を経て
さらに読み進む。
これは非常に時間がかかる。
でもこれが本当の読書の醍醐味だろう。
私は人文思想界がどうなっているのか知らない。
ネグリもガタリもゲルナーも知らない。
なんか、ガ行が多いなあとしか思えない。
でもこれまで私が漠然とイメージしていた
ナショナリズムが、いかに情緒的だったかが
よくわかった。
グローバル化は国家を超える、
世界市民の時代が来る、
それがいかにまやかしであるかを、
ナショナリズムと資本主義の成立経緯を
踏まえながら、
「これでもか」というぐらい
徹底的に解説してくれている。
ここでは次回道場に関連すると
思われる箇所について、
ちょこっとだけ紹介。
萱野氏曰く、
ナショナリズムのヒステリー化は、
別のかたちでのナショナリズムを
対置しなくてはならない。
つまり、
グローバル化に伴って国内経済が崩壊し、
ナショナリズムが排外主義へと向かっていく。
これを防ぐには、ナショナルな政策が必要である。
要するに、
反ナショナリズムを道徳的価値観で
謳っているだけじゃ何の解決にもならん。
ってことです。
ざっくりしていて
すみません。
中国・韓国が大嫌いな人たちが、
日の丸を掲げ、さも自分たちに正義が
あるような顔をする。
彼らは何をしても、愛国心が免罪符に
なると思っているかのようだ。
そこに本能的な嫌悪感を覚える。
でもその嫌悪感の延長でナショナリズムを
捉えてしまうと、私もまた反知性主義に
陥ってしまうのかもしれない。
そんなことを、本書を読みながら
つくづく感じました。
皆さん、道場の締切は今日です!!!
テーマ
『憎韓・嫌中ブームの反知性主義を斬る!』
平成26年4月13日(日)午後1時 から
『人事労務会館』 にて開催します。
「人事労務会館」
(住所:東京都品川区大崎2-4-3 )は、
JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン・りんかい線
『大崎駅』 の 北改札口 を出て左へ、
「西口」 側の左階段を降りて、徒歩3分です。
毎回、会場の場所が分からず迷われる方が、多くいらっしゃいます。
人事労務会館のHPにて、場所をよくご確認の上、ご来場下さい
(HP掲載の、駅から会場までの地図を印刷し、持参されることをオススメします )
詳しくは、 “ こちら ” でどうぞ。
入場料は、お一人様1000円です。
参加ご希望の方は、このweb上の申し込みフォームから申し込み可能です
上 ↑ のメニュー「道場参加申し込み」、もしくは下 ↓ の申し込みフォームバナー(画像)を
クリックして、申し込みページにお進み下さい
入力必須項目にご記入の上、お申し込み下さい
お申し込み後、記入されたメールアドレス宛に「申し込み確認メール」が届きますので、
ご記入内容に間違いがないか、よくご確認下さい。
※「申し込み確認メール」が届かない方は、以下のような原因が考えられます。
・迷惑メール対策サービスを利用していて、「ゴー宣道場」からのメールが迷惑メールと判定されている
・着信拒否サービスを利用していて、「ゴー宣道場」からのメールが着信拒否の対象となっている
・ドメイン指定受信を利用していて、「gosen-dojo.com」のドメインが指定されていない
・セキュリティソフトやメールソフトで迷惑メール対策をしていて、 「ゴー宣道場」からのメールが迷惑メールと判定されている
「reply@gosen-dojo.com」からのメールを受信できるよう再設定をお願い致します。
「申し込み確認メール」が届かない場合、当選メールも届かない可能性がありますので、
ご注意ください
申し込み〆切後、当選された方にのみ「当選メール」を送らせて頂きます。
当選された方は、道場当日、
その「当選メール」をプリントアウトの上、会場までご持参下さい。
なお今後は不定期開催となるため、
往復ハガキでの応募は中止させて頂きます
応募〆切 は 平成26年4/2(水) です。
当選通知の送付は、応募〆切後になりますので、しばらくお待ち下さい
皆様からの多数のご応募、お待ちしております